民泊新法について簡単にまとめてみる

2017年6月9日に民泊新法(正式には住宅宿泊事業法)が成立した。

今、Airbnbなど民泊で登録している事業者は、本来、旅館業の「簡易宿所営業(民宿等)」の登録をしなければならないが、している人は少ないようだ(正式に把握できない)。

Airbnbで石垣島を検索すると、50件近くヒットする。

空き家や空き室を利用して営業できるので、ここ1〜2年くらいであっという間に増えたようだ。

ちなみにAirbnbが一番敷居が低く、簡易宿所の登録証(?)を見せる必要がない。

今では競争過熱でかなり安くしないと利用者が現れない現状。今から初めようと思った人は薄利となるので覚悟したほうがいいですよ。

それか海が見える高級マンションなどの部屋貸しなどをして、ハイリスクハイリターンを狙うかです。

あとは完全なる差別化。他の施設と「ここが明らかに違う」という点を作り出すこと。「へぇ〜ここなら泊まりたい」と思ってもらう仕掛け作りです。

例えばうちは最初のあいさつでこんな言葉をもらっています。

“that’s great because we love dog.”

“Your property looks lovely!”

あとは石垣の場合、香港からの利用者が多い(毎日1便が就航)ので、英語でのやりとりが必要です。ただ、実は裏技があって、翻訳サイトがあれば、文章のやりとりはふつうに会話が成立する。

さてさて、民泊新法の具体案(まだまだ不明な点もあるけど)がこちらのサイトに出ていましたので、それを参考にまとめてみます。


1.沖縄県への届け出が必要

おそらく来年1月から施行。(追記 2018年6月施行)。それまでに沖縄県に届け出をし、許可を得なければなりません。Airbnbは来年1月からは許可を得た人でないとリスティング(物件)を表示できなくなるでしょう。

逆にメリットは、Airbnb以外の民泊サイトでも利用できることになるでしょう。これは大きいですね〜

すると競争がかなり激化しますね。

ただ、管理が大変になるなぁ。ダブルブッキングが心配。

2.年間の貸し出し期間は180日まで

フルに365日いつでも利用してもらいたかったら、簡易宿所営業の登録をしたほうがいいですね。そうしたらホテルと同じですから疲れますよ〜
簡易宿所にするには、消防法や、建築基準法の用途変更が必要で、一戸建ての住宅から、「ホテル、旅館」に変更しなければならない。設計士さんに依頼して10万円くらいかかるらしい。

消防関係は、連動する火災報知器でやはり数万円はかかると思います。あと防火対策がされたカーテンの設置。ほかにもある。
詳しくはこちらのサイトなど。
ちょっとハードルが高いです。
私は180日以内で十分です。それでも一泊5,000円の収入で180日宿泊があれば年間90万円にもなります。

3.家主不在型(ホスト不在型)の住宅宿泊事業者に対し、”住宅宿泊管理業者”に住宅の管理を委託することを義務付け

私は家主居住型(ホームステイ型=家主の住民票がそこにある)なので関係ないのですが、一戸建て丸貸し、マンション1室を貸している人は要注意ですね。
ちなみに「住宅宿泊管理業者」っていうのがミソですね。新しい職種です。
これからの時代、やるとしたら部屋を提供する側ではなく、この管理業者のほうがもうかるでしょうね。
自分がやろうかな?
いや、もう手いっぱいです。

追記
丸貸しする人は、自らこの住宅宿泊管理業者になれるそうです。自分は関係ないのでこれ以上調べないけど。

4.いろいろと手続き

これがまだ具体案がないんだけど、たぶん一番キモとなる面倒な部分

  • 利用者名簿
  • 衛生管理措置
  • 注意事項の説明
  • 標識掲示
  • 苦情対応
  • 法令・契約・管理規約違反不存在の確認等

を措置しなければなりません。

標識掲示って、例えば普通の家の一室にこれをつけるのでしょうか? 変ですよね。


「衛生管理措置」が一番気をつけなければいけない点でしょうね。

沖縄県がどういう具体案を出してくるのか。それが一番心配です。

「苦情対応」は騒音防止のこと。

実は今住んでいるところから50mくらいの場所に、古民家一棟丸貸しの場所がある。

赤瓦の屋根にはシーサーが乗っていて、趣のある古民家。庭ではバーベキューができるように整備されている。

そこでたまに大騒ぎが起きる。住宅街の中でコンサート会場のような大騒ぎが起きるから、隣の家の人などはさぞかし迷惑だろう。

正月くらいには2時3時まで騒ぎが続いたので、「22時までにしてください」と言ったらそのようにルールを作られたようで、さすがにそのようなことはなくなった。

私は貸主さんがわかったので、いつもすぐに連絡を入れているのだが、今後は沖縄県に苦情の連絡が行くことになるだろう。

今後、ガイドラインが制定されるのでこのようなあいまいな点はそれで明確になるようだ。

 


今、Airbnbに関するいろいろな本を読んでいますが、

なかなか面白いです。

上記のような本を買えば、何も知識のない人でも簡単に始められますよ。

気をつけなければいけないのは、「おもてなし」の心がない人はやめたほうがいい。「貸しっぱなしでうまくいく」と思っていたら甘いと思う。

けっこうあれやこれやと気と時間を使わなければならないし、掃除も大変。英会話でのやりとりも必要になる。

まぁスマホの通訳アプリもあるけど、実際には会話のさいちゅうにそんなの使うの面倒だよね。

これから1年はさらにどっと増えると思うけど、2-3年たてば淘汰(とうた)されるでしょう。

自分はどうなっているかな? 疲れ果てているかもしれないな。

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